半自走式大腸内視鏡『Aer-o-scope』

2005年11月02日

これで大腸内視鏡の苦痛からは開放されるのだろうか?


現在ホノルルで行われている米国消化器病学会でクロアチア・レブロ大学のBoris Vucelic氏がイスラエルのGI View社が開発した半自走式大腸内視鏡について発表した。

GI View社のHPのトップページの動画を見ると新しく開発されたAer-o-scopeがどういうものかすぐに分かる。

Aer-o-scopeはダブルバルーン内視鏡のように二つのバルーンがついているファイバーを肛門から入れると腸の内圧に応じてバルーンのふくらみを調整しながら、半自動的に盲腸まで約14分で進む。白いLEDで照らしながら先端および全方向に向いたレンズが大腸内部を撮影する。撮影データはワークステーションに保存され、まるで腸の内部を見ているように再構築される優れものである。

ファイバー部分は何故か使い捨てなので、検査費用は非常に高くなると予想されるが、麻酔を全く使う必要がないと書かれていることから、痛みも相当軽減されると予想される。

実用化についてはまだまだのようだが、アメリカなどでは大腸内視鏡を使える医師の不足が深刻なようなので意外と早く実用化されるかもしれない。

Z-205が発売され、この大腸内視鏡が実用化されれば、『昔、大腸内視鏡というのは大変な検査だったんだよ』と昔話をすることができるのではないだろうか。

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posted by くろーん40 at 14:12 | Comment(6) | TrackBack(2) | クローン病の検査
この記事へのコメント
半自動的に盲腸まで14分で到達っていうのは
スゴイですね!
大腸カメラのお医者の技術が良くないとやたら
と苦しむハメになるので、これが日本でも実用化
されたら患者の苦痛は軽減されそうですねw
ただ、コストがかかるというのが気になりますが
公費で負担なら是非、受けてみたいものです。
Posted by tsuko at 2005年11月02日 20:11
医療機器の進化は凄いですね。よく見えるようになるだけでなく、患者も楽になるというのは嬉しいです。

>公費で負担なら是非、受けてみたいものです。
まだまだ先のことのようですが、期待大ですね。
Posted by くろーん40 at 2005年11月02日 21:16
 新しい器機が出来るのは嬉しいですが、その操作を学び、熟練した人が増えなければ患者の負担は減らないのが残念ですね。

 あまり高価な器機だと、それを採用できる病院とそうでない病院では検査態勢の差が大きくなりますね。

 安価で操作しやすく、患者の負担にならない器機が開発されないかな。社○中でも地方の病院でも同じ検査が受けられるのに。
Posted by クローンライダー at 2005年11月02日 23:48
どんどん新しい物が開発されているんですね。
検査を受ける患者としてはありがたいことです。

クローン病が治る薬ができるのが一番うれしい
んですけど・・・死ぬまでにはできるかな?(^_^;)
Posted by くろーん調理師 at 2005年11月03日 02:09
今日退院しました。
どんどん良い物がでてきますね。
狭窄部を広げるステントみたいなものを改良して欲しいです。
Posted by ズルコビッチ at 2005年11月04日 18:56
>あまり高価な器機だと、それを採用できる病院とそうでない病院では検査態勢の差が大きくなりますね。

内視鏡関係やレミケードなどの抗TNFα剤をはじめとする先進医療は皆高いですよね。もう少し一般的になり競争が出てこれば安くなるのでしょうが、なかなか難しい問題ですね。

>クローン病が治る薬ができるのが一番うれしい
いや全くその通りです。その時を信じて頑張りましょう。

>今日退院しました。
退院おめでとうございます。

>狭窄部を広げるステントみたいなものを改良して欲しいです。
その通りですね。数年前に何件かあったようですが、最近はステントを入れる手術の話は聞かなくなりましたね。やっぱりクローン病専用の物を開発しないとうまくいかないのでしょうか。
Posted by くろーん40 at 2005年11月07日 09:13
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