一般的にクローン病に対してアルコールはNGである。慶応病院でもそうだし、大阪の『クローン病 栄養・食事療法ガイドライン』でもNGだ。
酒がクローン病に悪いというのは、腸を刺激するからということのようである。特に下痢症状のある場合は下痢を悪化させるので止めたほうが良いというのは理解できる。酒を飲みすぎた翌日下痢になるのはよくあることだ。
しかし、私のように下痢症状がない場合、果たしてアルコールはNGなのだろうか。
疑問に思っていながらも飲み始め、この半年で酒量が増え、最近は毎晩ビール1,2缶プラスウィスキーの水割りぐらい飲むことが普通になってしまっている。
ニシヒロさんが入院された時に高添先生から『飲酒はクローン病の再燃に関係ない』に聞いたというので、多少安心した面もある。
今の所、といっても飲み始めて半年だが、これと言った影響はないのだが、もう一度、アルコールを飲むとはどういうことか整理してみた。
アルコールはほとんど胃あるいは小腸上部で吸収され、肝臓で代謝され、次のような作用がある。
| 1. 食欲を増大させ、消化液の分泌を盛んにする。 2. ストレス解消に役立つ。 3. 動脈硬化を防ぐ、HDLコレステロールを増やす。 |
しかし、過剰に摂取すると、次のような弊害がある。
| 1. カロリーは1gで7kcalあり、肥満の原因になる。 2. 肝機能障害を引き起こす。 3. 尿酸値を上昇させる。 4. 血圧を上昇させる。 |
一方、腸内細菌叢との関連では、アルコールを飲むと腸内細菌叢が活性化され、エンドトキシン(内毒素)という毒素が増加すると言われている。どの程度のアルコールでどの程度のエンドトキシンが発生するのかは明らかでないため、それが病気にどの程度影響があるのかも良く分からない。
またついつい薬をアルコールで飲んでしまう人もいるだろう(いないかな?)。薬をアルコールで飲むと酔っていない状態でも肝臓の代謝能力が高まっているので、肝臓で早く代謝されてしまい、効果が弱くなる事があるので要注意である。
アルコールは健康な人でさえ飲みすぎて体を壊す人がいる。
ましてや我々持病持ちは尚更アルコールはのみ過ぎないように気をつけたいものである。(反省)。
ちなみに毎日、日本酒なら2合以上、ビール(小ビン)なら2本、ワインなら500ml、ウイスキーならダブル2杯という以下というのが、肝臓に障害を受けずにすむアルコールの量とされいるそうだ。
結局、私の中の現時点での結論(?)としては、適量なら可、である。
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ただ去年再燃したときの原因は酒にあったようにも思います。
(あの日はウイスキーを飲みすぎた…)
だから適量は可だと思いますが、
やはり飲みすぎはいけないとは思います。
どんな感じで再燃してしまったのでしょうか。もし良かったら教えて下さい。
ので、飲んでました。適量とはいえない量だったと思います。(ただし、飲む時は。毎日飲む週間はありませんでした。)
こんな生活を18年。2年前から、あやしい腸の状態になって、自主的に禁酒。(と言うか、今更アルコールについては聞けませんでした・・・)ただ、再燃の原因がアルコールにあったかと言うと、そうでもないと思います。食事も脂質の高いものも食べてましたし、体はいたぶるように使っていましたから・・・(^^ゞ
状態にもよりますが、元気になって、たまに乾杯したいもんです・・・。(その時こそ、主治医に聞いてみよう・・・)
で、調子に乗ってゼミの飲み会に参加して、ウイスキー一気とかむちゃくちゃやってしまいました。
そうすると次の日にまずは下痢から始まり、
だんだん下血までするようになってしまいました。
下痢のときには一過性だろうと思ってはいたんですが、食事を抜いたりとかちょっと気をつけていました。
それでも悪化は止まらずに体重10キロ減まで行ってしまい、入院を勧められるほどになってしまいました。
もしかしたら酒ではなく、そのときのつまみがいけなかったのかもしれないのですが。
ただその前に試しにというか少し飲んだときはなんともなかったので、やはり節度をもって飲むというのが大事なのかと思いました。
ちなみに社会保険病院で酒について聞いたときは、
ワインなどの醸造酒より焼酎のような蒸留酒をお湯割で飲んだほうがいいと言われました。
私の場合、飲み過ぎると翌日お尻が痛くなっていたので、全く問題なしとも言えなさそうですが。
ここら辺は個人差大きそうですね。
毎日は飲みませんが、月に一度ぐらい付き合い程度にって感じですね。社保中に入院中に、高添先生からはビールなどの炭酸系はあまりよくないけど、日本酒や焼酎などは大丈夫だろうと言われました。
ただ、さすがに術後、初めてお酒を飲んだときは、翌日に下痢してしまいましたが、その後は飲んでも影響はないようです。
やはり食べ物と同じで、人それぞれ違うんでしょうね。
>こんな生活を18年。2年前から、あやしい腸の状態になって、自主的に禁酒。
18年間まったく問題なかったのが、再燃したりするのですね。18年間何もなかったら普通『完治した』って思いますよね。
>体はいたぶるように使っていましたから・・・(^^ゞ
若い時はそれが普通ですよね。私も昔は3日間ぐらい寝なくても平気だったのに、今は睡眠時間が7時間をきると翌日眠かったりします。
ホワイティさん、
やっぱり一度でも無理はいけない感じですね。私も気をつけなければ。
necoさん、
>ここら辺は個人差大きそうですね。
そうですね。こういうのはアンケートを取ったら面白そうですね。近々これをネタにアンケートをやってみます。
ニシヒロさん、
>さすがに術後、初めてお酒を飲んだときは、翌日に下痢してしまいましたが
ブログで記事にしていたやつですよね。ありゃ飲みすぎですよw
>やはり食べ物と同じで、人それぞれ違うんでしょうね。
おししゃる通りだと思います。アルコールはもともと健康な人の間でもまた男性と女性でも随分違いますからね。
アルコールをたくさん飲む患者はあまり飲まない患者と比べて再燃する率が2.7倍高かったそうです。
ちなみに、
肉を1日に100g以上食べた患者は50g以下しか食べなかった患者と比べて3.2倍再燃しやすかったそうです。更に、赤肉(比較的身が赤い牛肉や羊肉のこと)や加工肉(ソーセージなど)をよく食べる人は5.2倍再燃しやすかったそうです。
【情報源】
http://www.healthday.com/view.cfm?id=521183
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15361498&query_hl=1
潰瘍性大腸炎の患者に対するデータだし、食習慣の違うイギリスでのデータだとは言え、クローン病の患者さんにも多少は参考になるかと思います。たくさんアルコールを飲む人は再燃率が高いであろうことはなんとなく想像がつきますので、どっちかと言うと全く飲まない人と少し飲む人で再燃率がどう違うかを知りたいところです。
UCのデータでも参考になります。
私も海外での例を調べてみましたが、
ケースバイケースという例
http://ibscrohns.about.com/cs/faqs/a/drinkingibsibd.htm
影響がないという例
http://www.ccfc.ca/English/info/askdoctor.html
など様々ですね。
ちなみにCCFAにはアルコール摂取に関する記述を見つけられませんでした。
ただ飲んではいけないというサイトもあるし、http://www.crohnsresource.com/faq.jsp#8
草はみさんが紹介してくださった論文のデータもあるので、
安全な結論としてはやはり
『アルコールは不可。ただし、適量なら飲んでも病気に影響を受けない人も(相当)いるらしい』
というのが正しいのかなと思います。