CC JAPAN Vol.38 特集1 IBDにやさしい旅行in台湾

2007年06月23日

特集2の第93回消化器病学会総会レポートも面白かったです。


32号の韓国に続き、今回は台湾旅行。

mixiの日記を見ていても、クローン病患者で海外旅行に行っている人は多い。ただ、それぞれの症状によって必要なものも違うため、他の人の経験が全て役に立つわけでないのは、クローン病患者の食事と一緒。でも色々な人の話は何かしら役に立つものである。

特集2の学会レポートは面白かった。

まず『世界に発信するクローン病治療の新たなエビデンス』という大建中湯の効果についての発表。大建中湯は自分では使ったことがないが、腸閉塞の時にも良く効くという話は良く聞いていたので、どういう作用機序なのかが説明されていて良かった。

それから『生物学的製剤がクローン病治療に与えたインパクト』というレミケの話。質疑応答でやはり『会場からは「トップダウンセラピーを術後何時から開始するか」、「ペンタサや栄養療法などの併用をどうするのか」、「手術でリセットしてトップダウンセラピーを全員にやることを考えなけれいけないが、前例でなく症例を選んでいくことを必要では」』という声があがったことが書かれていた。やはりこの辺は今後の課題ということである。

また『「IBD治療の最前線」免疫抑制剤の功罪』はアザチオプリンやロイケリンのお話。ここで気になったのはアメリカのFDAがアザチオプリン投与の前にTPMTの遺伝子異変と酵素活性を調べることを勧告しているということである。理由はTPMTの遺伝子異変と酵素活性に問題がある人は副作用を起こしやすいことが判っているためである。また免疫抑制剤は効いているのか、いないのか良く判らないという声を聞くが、免疫抑制剤の効果は6TGNのモニタリングにより、投与量の適正化も可能になるとのことである。この辺は日本でも早く導入してもらいたいものである。

私の連載『“たのしい”クローン病患者生活』は第二回「オフ会」です。このネタは色々書くことがあるのですが、今回は修善寺や大阪などに遠征した話やHNのこととかをさらっと書いています。


CC JAPAN Vol.38の目次

★ 特集1 IBDに優しい旅行in台湾

● 台湾旅行情報サイト
● IBD旅行者のための機内食情報
● 台湾ホテルセレクション
● IBD的海外旅行持ち物リスト
● IBD的台湾中国語講座
● 台湾観光ガイド 士林夜市・龍山寺など
● IBD的台湾グルメ
● べ〜わくの台湾IBD事情
● 台湾豆知識
● 台湾みやげ プレゼント付き!
● クッシーの台湾ブルルン滞在記
● IBD一言旅行情報

★ 特集2 第93回 日本消化器病学会総会レポート

● <シンポジウム>
Innate immunity の controlとIBDの治療戦略
 司会◎ 藤山佳秀
 (滋賀医科大消化器内科)
 司会◎渡辺 守
 (東京医科歯科大消化器内科)

<特別講演>
わが国におけるIBD研究30年の歩み 〜班会議の活動を省みて〜
 演者◎武藤徹一郎
  (癌研究会有明病院院長)

<パネルディスカッション>
血球成分除去療法の世界標準治療法確立に向けて
 〜基礎および臨床からの発信〜
 司会◎日比紀文
 (慶應義塾大・消化器内科)
 司会◎松本譽之
 (兵庫医科大・内科学下部消化管 科)

<パネルディスカッション>
クローン病の長期緩解維持をめざして
 司会◎樋渡信夫
  (いわき市立総合磐城共立病院)
 司会◎福田能啓
 (兵庫医科大・内科学下部消化管 科)

<ランチョンセミナー>
世界に発信するクローン病治療の新たなエビデンス
 座長◎山村武平
 (兵庫医科大学病院)
 演者◎河野 透
 (旭川医科大学・外科学講座消化 器病態外科学分野)
 演者◎高添正和
 (社会保険総合中央病院・IBDセン ター) 

<ランチョンセミナー>
生物学的製剤がクローン病治療に与えたインパクト
 座長◎渡辺 守
 (東京医科歯科大学消化器内科)
 演者◎桜庭 篤
 (北里研究所病院内科:胃腸科)
 演者◎本谷 聡
 (札幌厚生病院第一消化器科)

<ランチョンセミナー>
「IBD治療の最前線」免疫調整剤の功罪
 〜アザチオプリンはすべての症例に必要か?〜
 座長◎渡辺 守
 (東京医科歯科大学・消化器病態 学)
 演者◎松井敏幸
 (福岡大学筑紫病院・消化器内科)


一般口演による潰瘍性大腸炎、クローン病の新研究18題
クローン病の治療/潰瘍性大腸炎の治療/炎症性腸疾患全般

★ 情報
 札幌厚生病院でのIBD治療

● 本谷 聡先生(札幌厚生病院 第一消化器科 部長)
● レミケード治療体験談
 レミケードがくれた貴重な時間 文/町人ぴえ〜る
● LCAP療法実施施設紹介
野崎良一先生(高野病院 副院長)
● イエローページ 白血球除去療法/顆粒球除去療法

★ 連載

● ドクターズインタビュー 第8回
「炎症性腸疾患は、決して難しい病気ではありません」
渡辺 守先生(東京医科歯科大学 消化器内科 教授)
● 炎症性腸疾患グローバル講座 第13回  免疫調整剤の使用に対する質問から?
 田中寅雄先生(名越クリニック 副院長)
● ビストロ三雲 in 台湾
● こういう仕組みだカラダ!/白鳥泰正先生(白鳥内科医院 院長)
● IBDな内科医の手記/ドクター・M
● “たのしい”クローン病患者生活/くろーん40
● 潰瘍性大腸炎の患者さんに知っておいてほしい豆知識
 石川秀樹先生(健保連 大阪中央病院 消化器科 部長)
● 私のハズバンドはIBD/堀田敦子
● 読者ホットライン
● それいけ! ビチューくん/ごろさん
● ラウンヂ・ミクモ
● セキララ★IBD劇場/がんちゃん@UC
● KEWPIE’S TEA TIME/Sachiyo
● KASSYのまじかるルーム/KASSY
● 絶食NIGHT-SHOW/山田浩貴
● エレンタールレシピ/中東真紀先生(四日市社会保険病院 IBD専任栄養士)
● 読者プレゼント


※「人〜自分主義〜」は今回休載いたします



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posted by くろーん40 at 23:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | CCJAPAN
この記事へのコメント
こんばんは。体調はいかがですか?ずっと絶食されていらっしゃる様なので心配です。

CCJAPANで学会の記事が載っていましたが、わたしの主治医も腸閉塞の症状に効くかもと、最近大建中湯を処方されたので、今回の学会のレポートは興味深かったです。

たしかにお腹が張ったときなど服用すると、何となくガスやお通じが抜けて楽なような気がします。
成分は人参・乾姜・山椒とシンプルな内容ですけれど、ピリッとした刺激がなんかお腹に効きそうっていう感じです??しばらく飲み続けてみようと思っています。




Posted by Rie at 2007年07月02日 22:09
Rieさん、

ご心配頂き、ありがとうございます。
体調は水泳をしているぐらいなので問題ないのですが、右下腹部の違和感、痛みはなかなか去ってくれないですね。なのでもう少し絶食してみようと思っています。

大建中湯、効く人には効くらしいです。Rieさんにも良く効くと良いですね。
Posted by くろーん40 at 2007年07月03日 09:08
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