日本語で書かれたクローン病の治療に関するHPの中で、最も内容が充実したHPをなんとアメリカの病院が提供している。
その病院の名前はジョンズ・ホプキンス病院(The Johns Hopkins Medical Institutions)。ランキング好きなアメリカ人の間で定着しているU.S. News & World Report'sの病院ランキング(ランキングの基準)で今年16年連続の1位を獲得した病院である。ちなみに消化器部門ではメイヨークリニック(Mayo Clinic)、クリーブランドクリニックに続いて第3位。またクローン病を発見したCrohn医師が居たマウントサイナイ病院(Mount Sinai Medical Center)は第7位である。
ランキングはさて置き、この病院ではジョンズ・ホプキンス病院には、インターナショナル・サービス(international services)という部門があり、海外からの患者を受け入れる体勢があるという。アメリカらしいスケールの大きな話だ。HPによると日本人のコーディネーターもいるようだ。ちなみに来年には何と日本にも病院を開設する予定らしい。
その病院の消化器部門のHPは勿論英語なのだが、右上のLanguageの選択の中に日本語があり、日本語訳が読めるページもある。
クローン病に関する情報のページも日本語で読むことが出来る。
その内容が凄く詳しい。内科的治療は勿論、検査法や外科的治療もイラストつきで解説してある。プリントアウトした時に見やすいバージョンもある。難点はクローン病初心者には使われている用語の解説がないので、読みづらいこととイラストや図表は英語のままであることだろうか。
ちなみに潰瘍性大腸炎にも日本語バージョンがある。
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クローン病に関する最も詳しいHP |
2006年09月07日 |
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やはりアメリカとヨーロッパは患者数が多いですね。
日本にも診療所を開設とのことですが、健康保険使えるのかな。
まだ、全部見きれてないのですが、物凄く詳しく書かれてますね!!
ビックリしました。
後で時間をかけてジックリ読みたいと思います(^_^)
すごいなー。
日本語バージョンがあるなんて、親切〜☆
腸の映像は、直視できないです(つ_;)
具体的にどの論文からとったのかは分かりませんが、CCFAによると、アメリカでは、親のどちらかがIBDである場合、その子供もIBDを発症する確率は9%で、両親とも患者なら、その子供がIBDである確率は36%だそうです。
またここ
http://www.ccfj.jp/geeklog/article.php?story=2003-01-1018-10-51
では欧米の場合15〜20%と言ってます。
では日本ではというと上のCCFJの記事にあるように欧米と異なりCDに関与する遺伝子は見つかっていません。実際、親子での発症は1%以下らしいです。
ma9712saさん、
>多分、アメリカに住めばより良い治療を受けられると思うんですが、日本みたいな皆保険ではないですし、食生活にももっと苦労しそうですからね…。
アメリカより日本のCD患者の方が恵まれていると思いますよ。まず特疾があるため、コストの高い栄養療法やレミケが誰でも受けられるし、ご指摘のように皆保険を導入している日本では良い病院を自分で選べますからね。アメリカは民間の保険であるため、安い保険に入っていたら治療費の安い保険会社指定の病院にしか行けません。それにホームドクター制なので、ホームドクターにIBDの知識がなかったら発見は相当遅れると思います。ほんと日本人で良かったと思いますよ。
>そう考えると日本での開設が現実になったらいいですね。
多分保険は使えないのではないでしょうか。使えたとしても、やはり今のシステムでは優秀なIBD専門医は大学病院にいるので、我々とは関係ないかもしれません。
この病院が狙っているのは、富裕層とがん患者、そして日本では手術例が少ないような病気じゃないかなと思います。
イコたんさん、
多分、使えないんじゃないでしょうか。保険が使えるような治療ならわざわざこの病院を選ぶ理由がないと思います。
meguさん、
ほんと詳しく書かれてますよね。
入院時の時間がある時にどうぞ。
oyukkieさん、
Googleで検索していると引っかかるんですよ。今回は【クローン病 CT】というキーワードで検索したら、1ページ目に出てきたんです。
>腸の映像は、直視できないです(つ_;)
アニメですよ、アニメ。
海外では10〜20%以上の発症率と言われているのに日本だけが1%未満というのはどこか納得いきません。逆に日本の統計はいつ頃で何人の患者から集計したものなんですかねぇ。。。
近年国内の病院ではクローン病が早期に診断出来るようになって患者数が年々増えていますので、そろそろ全国規模でアンケートを取ってみて欲しいです。
遺伝的素因の問題は独身のクローン患者にとって「結婚」や「出産」の際に大きな弊害となるでしょうから・・・。
>海外では10〜20%以上の発症率と言われているのに日本だけが1%未満というのはどこか納得いきません。
そうですね。でもだからこそケンシロウさんの主治医などは『アメリカと日本のCDは違う病気だ』などとも言うわけです。2年前からT先生主導のもと日本でCDに関与する遺伝子を探していますが、アメリカのNOD2のような遺伝子は発見されていません。ですから日本で家族内発症が少ないというのはある程度納得です。
>日本の統計はいつ頃で何人の患者から集計したものなんですかねぇ。。。
この分析
http://crohn.seesaa.net/article/13612451.html
で他の疾患は家族暦が出ているのに何故かCDとUCは全て不明となっています。個人票の問題点ですね。
>遺伝的素因の問題は独身のクローン患者にとって「結婚」や「出産」の際に大きな弊害となるでしょうから・・・。
確かに内緒話でも何名か家族でCD、あるいはUCという方がいらっしゃいますよね。でも相手が外国人の場合だったら別ですが、日本人のクローン病患者との子供の場合、遺伝の確率は非常に低いので心配しなくても良いと思います。
書き込みありがとうございます。
結構読みがいがあると思うのでゆっくり読んでみて下さい。
S病院のT 先生の下で私とI先生が協力して480人余の患者さんからサンプルを提供していただき
東京大学医科学研究所と共同で4年間の解析に結果、TNFsf15(TNF=腫瘍壊死因子、sf15=スーパーファミリーの意味)であることがわかり、白人で疾患関連遺伝子であるNoD2は無関係であることもわかりました。一般にある遺伝子ABCに良く似た遺伝子群をひっくるめてABCスーパーファミリーといいます。
詳しくは私のHP:DrTORAの今日も快調に詳細があります。
該当する記事をトラックバックしていただけると先生のページに行ってから改めて探す必要がなくなるので、更に嬉しいですw