在宅医療管理指導料と通院回数 結末

2006年04月26日

疑問は全く解消されず。


前回の記事を書いた後すぐに病院の医事課から電話がかかってきた。

医事課の方が電話をしてきた理由は、病院の担当者として事情を直接説明したいとのことであった。

私に毎月通院して欲しい理由は2つあり、ひとつは『千葉社会保険事務局』からの指導、もうひとつは病院の利益の取りそこないということであった。

社会保険事務局というのは、馴染みのない組織だが、調べてみると2000年に出来たばかりの組織で、診療報酬明細書の内容審査並びに保険医療機関等の指導監査等を実施しているそうだ。

どういう流れで社会保険事務局から指導が入ったのか、また何故そのように指導するのかは医事課の方の話からは根拠が良く分からなかった。本来は医療費が適正に使用されているかどうかチェックすべきであり、何故医療費増大に繋がるような指導をするのか疑問ではある。もしかしたらそういった機関から民間病院の天下ルート作りの地ならし?と勘ぐりたくもなる。

もうひとつの利益の取りそこないという部分についても、その説明は全く納得が行かなかった。

そもそも患者から取れると規定されている利益なら何故翌月に徴収することが出来ないのか。例えば2月に通院し、次回の通院が4月であった場合、何故4月の通院時に2か月分徴収できないのか。それが不可能なら、それは患者から取るべき利益とは言えないのではないだろうか。

結局こちらの疑問については何一つ明確に解決されないまま、医事課の方から『お願いしますm(_ _)m』と言われてしまった。医事課の方も社会保険事務局と患者との板ばさみに遭って非常に困っているという感じである。資料を提示してもらうつもりだった『月最低一回の通院が必要』という部分についても結局何も文章は示されなかった。

金銭的には私の住んでいる市川市では通院した月は支援金が出るので私も多少なりとも得をするという構図になっている。でも支援金は税金から出ているし、自分が得をするからと単純には割り切れない。

3月は週末毎に忙しく、結局通院しなかったし、4月の通院日にも医師からも直接毎月来て欲しいと前回言われた看護士さんからも何も言われなかった。これってもうどうでも良いってことなのだろうか。これから通院予定のない月は毎回悩むことになるのかもしれない。

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posted by くろーん40 at 14:15 | Comment(7) | TrackBack(0) | 鼻注 (経腸栄養法)
この記事へのコメント
自分には経験のない鼻チューブの話ですが、本当に参考になります。しかし、高い!んですね、ビックリしました。
Posted by ゴロー at 2006年04月26日 19:11
不思議な話しですよね。

私は東京在住ですが、千葉県の大学病院に通院してます。
4月は、主治医が不在(多分、毎年連休に入る前に休暇を取っている)で、通院してませんので、私にも指導が入る可能性があるのでしょうか?

また、「社会保険事務所」と「社会保険事務局」と言う機関が別々になければいけないのか理由がわからないです。 まあ、役人のやる事は、自分さえババを引かなければ良いとの考えなで、歴代から延々と引継がれて来た特権(天下り)作りには余念がないと言った所ですか。 
Posted by ななめ at 2006年04月26日 19:22

 高いといわれる在宅成分栄養経管栄養法指導管理料2300点については、本当なら入院してTPNになる患者さんを在宅でペグとか鼻注でローコストでみることができるというメリットを厚生労働省は感じているようです(高齢者の入院増を回避する医療政策)。(高いとか面倒だと思う気持はよくわかりますが、国は全体の利益を見ているので、個々の気持までは忖度できないでしょうね。もともとクローン病のことだけを念頭においた趣旨ではないからです)

 となると、月に一回も寝たきりの在宅患者の家に往診にいかないということは考えにくいので、月1回のみ算定することになっているのでしょう(炎症性腸疾患で在宅栄養をやるのはマイナー、老人の栄養管理がメジャーなのです。世の栄養剤の大半は老人のために作るのが開発動機、脂質を省みないのはそのためです。)逆にいえば寝たきりになって2ヵ月も来てくれない医者は私はいやです。
 社会保険の事務局としては、レセプトをチェックしたとき、毎月算定してないのを単純に不審に思ったのでは?

 栄養管代加算については、これまで患者が自己負担した輸入チューブが高かったので、保険が適用になって救われた面もあるようです。

 あと、まとめて払えない理由は、経理の立場になると明解かと。
 病院と業者間のポンプリース料が月額単位。病院側は毎月ポンプ代を支払っているわけですから、稼動しているポンプについて、月単位の請求を患者側にしたいと思うのでしょうね。
 だから月にいっぺんは来てもらいたいというのは単に会計処理上の問題だと思われます。当月に貰える費用を翌月にまとめてもらうというのはイレギュラーな作業になるのでメンドクサイと。ましてや決算月をはさまれたとしたら。
 
Posted by 串間ツトム at 2006年04月26日 19:54
CCJapanの読者体験談見ました。
あの絵は次男さんの絵だったんですね。
すごいお父さんのことを見ている息子さん
なんだなあと思いましたw
僕も幼稚園の時、父の日や母の日に両親の絵を描きましたが、絵が苦手なもので適当に描いてしまった記憶があります(汗
今では反省ですwm(_"_)m

通院回数の話ですが、納得いく解決はできなかったんですね…
僕は来月の通院日は予備校があるので、親に病院まで薬とエレンのキットだけとりに行ってもらいます。
通院しろといわれても無理なものは無理だと言ってやりたいです…
平日に会社や学校を休んでまで通院するのは、これからの時代ナンセンスだとCCJapanにも書かれていますしw
Posted by あかくろ at 2006年04月26日 20:07
ゴローさん、

特疾制度のお陰で高い治療費がかかっていることが分からないようになってますよね。喜ぶべきことなのですが、実際に費用を見てみるとちょっと単純に喜べなかったりします。

ななめさん、

>私にも指導が入る可能性があるのでしょうか?
う〜ん、なんとも言えないですね。"可能性"としては多いのか少ないのかは別として"ある"のでしょうね。

>「社会保険事務所」と「社会保険事務局」と言う機関が別々になければいけないのか理由がわからないです。
背景についてはこちらのリンクをご参照下さい。
http://www.h2.dion.ne.jp/~chimaki/ws/mailmag/n3620.htm

串間さん、

分かりやすい説明を有難うございます。前の記事のリンク先『たじまさんのところで話題になっていたことhttp://blogs.dion.ne.jp/taji/archives/2691907.html』でも在宅栄養について『そのほとんどは神経系難病や脳卒中後遺症の重症患者が対象でそれらを対象に厚生労働省や医療関係従事者がまとめた保険医療行為で』緩解期のクローン病患者のような状態は想定外という串間さんの説明に近い説明を受けました。

>レセプトをチェックしたとき、毎月算定してないのを単純に不審に思ったのでは?
医事課の方の説明では『指導』があったということでした。もしかしたら医事課の方が病院に都合の良いように『指導』と言い直しているだけかも知れませんね。

>栄養管代加算については、これまで患者が自己負担した輸入チューブが高かったので、保険が適用になって救われた面もあるようです。
そうですね。つい最近までチューブは自己負担だったと患者歴の長い方(串間さんでしたっけ?)から聞いて驚いた記憶があります。

>当月に貰える費用を翌月にまとめてもらうというのはイレギュラーな作業になるのでメンドクサイと。ましてや決算月をはさまれたとしたら。
メンドクサイという気持ちは分かりますが、私のように来なかった患者に対しては、まとめて請求しないととりっぱぐれて仕舞うわけです。とりっぱぐれるよりは面倒でもまとめてちゃんと取った方が良いと思うし、患者(私も含む)としても通院の面倒が緩和されて一石二鳥だと思うのですが、医事課の方は『それも指導で不可能なんです』とおししゃってました。経理処理だって借受を使う通常の処理で済む筈です。

『指導』って理解に苦しみます(笑)。

あかくろさん、

>絵が苦手なもので適当に描いてしまった記憶があります(汗
私も同じです(^_^ゞ 私の次男も同じだと思いますよ。それでも親は嬉しいものです。

>平日に会社や学校を休んでまで通院するのは、これからの時代ナンセンスだとCCJapanにも書かれていますしw
私は通院日は堂々と会社を休めるので嬉しかったりするのですが(^_^ゞ逆に休日はゆっくり休ませてくれと。こんな風に考えている奴は少数派だと思いますけどね(笑)。でも今2ヶ月に1度だから堂々と休めるのかも。
Posted by くろーん40 at 2006年04月26日 23:24
指導ですか?
自分は医療費を払う立場の健保組合のほうから
必要ないと言われました。。。
(根拠は聞き忘れました)

でも、その後ポンプを交換しにきた業者の人からは
「なるべく」毎月通うようにしてくださいと言われましたが。。。

んー、立場が違えば解釈も違うのかなぁ???
Posted by たじま at 2006年04月27日 12:43
たじまさん、

払う方が払わなくて良いというのは、やはり払わなくてはならないという根拠が乏しいからなんでしょうね。

一方で業者さんは病院経由で我々が支払う指導料の中からポンプ代を受け取っている理屈になっており、我々がポンプ代を支払わないと病院側から業者さんへの支払いも減らされるということに繋がることを懸念しているのだと思います。
Posted by くろーん40 at 2006年04月27日 16:08
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