オリゴ糖錠剤『プリベント』服用を停止 |
2005年04月27日 |
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その8 手術の適応 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「手術の適応(Indication for Surgery)」の部分。
ポイント by くろーん40
・手術適応のケースは日本と同じ考え方だと思う。続きを読む
ポイント by くろーん40
・手術適応のケースは日本と同じ考え方だと思う。続きを読む
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その7 緩解維持の治療 |
2005年04月26日 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「緩解維持の治療(Maintenance Therapy)」の部分。
ポイント by くろーん40
・ステロイドで緩解を迎えた場合は、アザチオプリン(イムラン)かメルカプトプリン(ロイケリン)が効く一方で、メサラジン(ペンタサ)は効かないが、腸を切除した後はメサラジンでも良い。
・緩解維持にステロイドは効果がなく、逆にステロイド依存の危険がある。
・免疫抑制剤で癌のリスクが増大するということはない。
ポイント by くろーん40
・ステロイドで緩解を迎えた場合は、アザチオプリン(イムラン)かメルカプトプリン(ロイケリン)が効く一方で、メサラジン(ペンタサ)は効かないが、腸を切除した後はメサラジンでも良い。
・緩解維持にステロイドは効果がなく、逆にステロイド依存の危険がある。
・免疫抑制剤で癌のリスクが増大するということはない。
くろーん40のコメント:「ペンタサか5-ASA」の日本と違い、米国では免疫抑制剤が緩解維持のファーストチョイス。日本では病変により小腸はペンタサ、大腸はステロイドか5-ASA(スルファサラジン)という使い分けだと思うが、この使い分けにはまったく触れていない。日本の常識である「絶食で緩解導入」後の薬については勿論書かれていない。ステロイドで緩解導入するとペンタサが効かないと言うのは知らなかった。
続きを読むクローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その6 肛門周囲の疾患 |
2005年04月25日 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「肛門周囲の疾患(Perianal Disease)」の部分。
ポイント by くろーん40
・深刻な肛門周囲膿瘍は外科的に排膿したほうが良い。
・化膿しないもの、あるいは慢性的に瘻孔が形成される場合、あるいは肛門周囲に裂傷が生じる場合は抗生物質か、免疫抑制剤か、レミケードで治療する。
続きを読む
ポイント by くろーん40
・深刻な肛門周囲膿瘍は外科的に排膿したほうが良い。
・化膿しないもの、あるいは慢性的に瘻孔が形成される場合、あるいは肛門周囲に裂傷が生じる場合は抗生物質か、免疫抑制剤か、レミケードで治療する。
くろーん40のコメント:軽・中・重・激症と来て、【肛門周囲の疾患】。それほど頻度が高い代表的な合併症ということなのだろう。
続きを読む
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その5 重・劇症患者治療 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「重・劇症状(Severe-fulminant Disease)」の部分。
ポイント by くろーん40
・重・劇症患者の治療でもはやりステロイドで症状を抑えることが第一である点に変わりはない。違いは静脈注射を使う点だろうか。
続きを読む
ポイント by くろーん40
・重・劇症患者の治療でもはやりステロイドで症状を抑えることが第一である点に変わりはない。違いは静脈注射を使う点だろうか。
続きを読む
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その4 中・重症患者治療 |
2005年04月24日 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「中・重症状(Moderate-Severe Disease)」の部分。
ポイント by くろーん40
・中・重症患者の治療は日本とほぼ同じ。ステロイドで症状を抑え、場合によって免疫抑制剤を使う。またステロイド依存だったり、効かなかったらレミケードを使う。
・喫煙者と慢性疾患のCD患者は特にステロイド依存、或いは抵抗症になりやすい。
・成分栄養療法については効果は認めるものの「長期的に病気の辿る道を変えることはない」と否定的。
ポイント by くろーん40
・中・重症患者の治療は日本とほぼ同じ。ステロイドで症状を抑え、場合によって免疫抑制剤を使う。またステロイド依存だったり、効かなかったらレミケードを使う。
・喫煙者と慢性疾患のCD患者は特にステロイド依存、或いは抵抗症になりやすい。
・成分栄養療法については効果は認めるものの「長期的に病気の辿る道を変えることはない」と否定的。
くろーん40のコメント:ちなみにこの「長期的に病気の辿る道を変えることはない」というコメントをサポートする治験や論文はない。米国の文化、保険制度を考慮すると成分栄養療法が第一選択となることが難しいのは理解できるのだが、何が著者に、或いはアメリカ消化器学会にこのように断言させているのかは全く理解できない。この点については後日詳しく書く予定。
続きを読む食事 4月第4週 まずまず |
今週もちょっと嫌な痛みを感じた日があったが、まずまず順調。続きを読む
インフリキシマブの副作用対策 |
2005年04月22日 |
キムチを食べる理由 |
2005年04月21日 |
又やってしまった(T_T) |
朝方、「う〜ん」と寝返りをうつとなんだか左の二の腕が冷たい(^_^;;続きを読む
CCFJの住宅ローンアンケート回答者募集 |
2005年04月20日 |
今まで団信が理由で借りられなかった人は良い機会になるかも!?続きを読む
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その3 活動期の軽・中症患者治療 |
2005年04月19日 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「管理(Management)」の「一般的なこと(General)」と「活動期の軽・中症状(Mild-Moderate Active Disease)」の部分。
ポイント by くろーん40
・活動期の軽・中症患者に対し、ペンタサ(メサラジン)かサラゾピリン(スルファサラジン=5-ASA)服用が基本で、ペンタサ、サラゾが効かなければ抗生物質(フラジール)、抗菌薬(シプロキサシン)が効く場合もある。
・ペンタサの基準服用量は日本(3g=12錠)より多い3.2-4g(=16錠)。
ポイント by くろーん40
・活動期の軽・中症患者に対し、ペンタサ(メサラジン)かサラゾピリン(スルファサラジン=5-ASA)服用が基本で、ペンタサ、サラゾが効かなければ抗生物質(フラジール)、抗菌薬(シプロキサシン)が効く場合もある。
・ペンタサの基準服用量は日本(3g=12錠)より多い3.2-4g(=16錠)。
くろーん40のコメント:量を除いたら「日本と(殆ど)同じじゃないか」と一瞬思うが、アメリカの場合は「活動期」の炎症を抑えるための治療法である。一方日本の場合、「活動期」の炎症を抑えるのは薬よりも絶食と栄養療法で、薬は再燃防止の意味合いが強いと思う。
続きを読むA.J. クィネル『燃える男』☆☆☆☆☆ |
2005年04月18日 |
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その2 病態の判断 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の"Determining Disease Activitiy"の部分。
ポイント by くろーん40
・病気の活動状況を測る基準としてCDAIが治験で使われているが、臨床ではあまり使われていない。
・アメリカでは症状を軽・中症、中・重症、重・激症、そして緩解の4段階に分ける仮の定義を定めている。続きを読む
ポイント by くろーん40
・病気の活動状況を測る基準としてCDAIが治験で使われているが、臨床ではあまり使われていない。
・アメリカでは症状を軽・中症、中・重症、重・激症、そして緩解の4段階に分ける仮の定義を定めている。続きを読む
食事 4月第3週 腹痛のち復活 |
2005年04月17日 |
久々に腹痛を感じたので驚いたが、絶食1日間だけで復調できた。続きを読む
クローン病の標準治療 アメリカ消化器学会の場合 その1 概要 |
2005年04月16日 |
『成人クローン病患者の治療(Management of Crohn's Disease in Adults)(注意!pdf書類)(American Journal of Gastroenterology Vol96.No.3, 2001)』の「はじめに(Preamble)」,「序文(Introduction)」,「様々な症状(Clinical Features)」,「診断(Diagnosis)」,「悪化させる要因(Exacerbating factors)」の部分。
ポイント by くろーん40
・アメリカの学会が認めた標準治療である
・クローン病("CD")は病態が人によって大きく異なり、患部も異なること、また腸外合併症を伴うことから、その治療法も一様ではない。
・診断方法は日本と同様。
・感染症(クロストリジウム・ディフィシレ菌を含む上部気道と腸管感染症(CD40注:要は風邪のことか!?))、喫煙、(CD40注:アスピリンなどの)非ステロイド系の抗炎症薬はCDを悪化させる。続きを読む
ポイント by くろーん40
・アメリカの学会が認めた標準治療である
・クローン病("CD")は病態が人によって大きく異なり、患部も異なること、また腸外合併症を伴うことから、その治療法も一様ではない。
・診断方法は日本と同様。
・感染症(クロストリジウム・ディフィシレ菌を含む上部気道と腸管感染症(CD40注:要は風邪のことか!?))、喫煙、(CD40注:アスピリンなどの)非ステロイド系の抗炎症薬はCDを悪化させる。続きを読む
久々の腹痛、絶食開始 |
2005年04月11日 |
昨日の夕方から右下腹部、回腸のあたりがズキ、ズキと痛み始めた。続きを読む
特定疾患治療研究事業の指定基準見直し難航 |
特定疾患治療研究事業の指定基準見直しが難航しているらしい。続きを読む
IBDと生命保険、或いは住宅ローン |
CCFJによる住宅ローンについてのアンケート回答者募集記事へのトラックバック。続きを読む
食事 4月第2週 順調 |
2005年04月10日 |
特に変化なしだと思う。続きを読む
月刊治療学vol38『炎症性腸疾患』☆☆☆☆☆ |
2005年04月09日 |
オリゴ糖「プリベント」に即効性なし |
2005年04月04日 |
オリゴ糖「プリベント」を飲み始めて、2週間が経った。続きを読む
食事 3月第5週 まずまず |
2005年04月02日 |
相変わらず合併症などにびくびくしているが、調子はまずまずなんだろうと思う。続きを読む
映画「オペラ座の怪人」☆☆☆☆ |
2005年04月01日 |